TWICEの日本1stアルバムは、1週間連続1位を獲得し、人気とその実力を見せつけた。いざ楽曲を聞いてみると、完成度の高さにびっくり。
タイトル曲でもある「BDZ」はTWICEらしさもしっかりと残し、その他の楽曲もタイトル曲にしていいくらいの出来だ。
このページでは、名盤とも言われる「BDZ」のアルバム曲の新曲5曲をレビューしていく。
目次
- TWICEの日本1stアルバム「BDZ」の詳細
- BDZ
- L.O.V.E
- Wishing
- Say it again
- Be as ONE
- TWICE「BDZ」の総評
TWICEの日本1stアルバム「BDZ」の詳細
まずは、TWICEの日本1stアルバム「BDZ」の詳細から。
- タイトル:BDZ
- 発売日:2018年9月12日
- 形態:初回限定版A、初回限定版B、通常盤
- 価格:初回限定版A 6,000円、初回限定版B 4,600円、通常盤 3,240円
- 特典:ハイタッチ会(ランダム)
収録曲
- BDZ
- One More Time(1st single)
- Candy Pop(2nd single)
- L.O.V.E
- Wishing
- Say it again
- Wake Me Up(3rd single)
- BRAND NEW GIRL
- Be as ONE
- I WANT YOU BACK(配信限定シングル)
BDZ
「BDZ」は、JYPの代表プロデューサーパク・ジニョンによって作られた。
BDZは、ブルドーザーという意味で「目の前の大きな壁をもろともせず、ブルドーザーのように壊しながら前に進んでいこう」という意味がある。
これまでのTWICEのシングルで表現してきた「TWICEらしさ」を表現しつつも、力強いメッセージ性が込められた楽曲。
1歩前に進みたい時、たくましく生きたいと思ったときに「BDZ」を聴けば、きっと勇気が湧き出てくるはずだ。
L.O.V.E
「L.O.V.E」は、今回のアルバムの隠れたタイトルソングと言っても過言ではない。おそらくONCE(ファンの名称)は、このような曲を望んでいたのではないだろうか?
テンポの良いメロディーと、中毒性のあるメロディーなど全てが合わさって「ハーモニー」を奏でている。
ライブで歌ったらファンと一緒に楽しめそうな楽曲なので、今後の「ライブ定番曲」になる気がする。思わず恋をしたくなるような、キュンキュンする歌詞にも注目。
Wishing
「Wishing」は、かなりしっとりとしたバラード曲。メインボーカルでもあるジヒョ、ナヨンの歌声の他にも、全メンバーの美しい歌声が堪能できる。
「TT」、「CHEER UP」など明るいイメージのあるTWICEだが、バラードを歌うTWICEも魅力的だ。全員が全員素敵な歌声を持っている。
朝や昼に明るい曲を聴いて、夜は落ち着いてこの曲を流してみてはいかがだろうか?
Say it again
「Say it again」は、巧みな現代用語を用いており、まさに「今」を歌った曲だ。時代とファン層を考慮して作られた楽曲を1つアルバムに入れたのだろう。
「ワンチャン」、「シェア」、など若者用語が目立つ。ちょっと上の世代には分からない単語もあるかもしれないが、最前線を突っ走るTWICEらしい曲だ。
韻も踏んだ歌詞も魅力的で、それがスピーディーなメロディーにピッタリ合う。TWICEの名曲がまた1つ誕生した。
Be as ONE
「Be as ONE」は、TWICE本人の思いを歌った楽曲だ。日本にいるONCE(ファンの名称)に対する曲とも受け取れる。
とにかくメッセージ性が強く、これまでの日本活動を振り返った歌詞が印象に残る。壮大なバラードで、メロディーからもメッセージが読み取れるTWICEとONCEにとって大事な曲となった。
この曲をのせた「ドキュメンタリー映像」も一緒に見てほしい。涙腺が崩壊するかもしれないが、必ず見てほしい。
TWICE「BDZ」の総評
今回は「BDZ」に新たに収録された新曲5曲をレビューしてきたが、どれも名曲だった。ここまで完成度の高いアルバムに出会ったのは、本当に久しぶりだ。
一貫性もあるし、一般層を狙った曲もあればファンのための曲もある。バランスの取れた最高の1枚と言える。
今後のTWICEの日本活動がより楽しみなる、素敵な1枚が完成した。点数をつけるとするなら、もちろん100点。いや、それ以上の120点だ。