韓流ブームは「ヨン様ブーム」をはじめに、現在もずっと続いている。最近はKPOPが日本でかなりアツく、女性だけでなく男性をも魅了しているのが目に見て分かるくらいだ。
ファンにとってはありがたいくらい日本での公演が多いが、『今後』が気になる方々も多いはず。
このページでは、10年以上KPOP界及び韓国のエンタメを追ってきた筆者が「韓流ブームの現在と今後を考察」していく。
目次
- 韓流ブームとKPOPの現在
- 日本に寄せてた音楽からの独立
- 韓流ブームとKPOPは永久不滅説〜ブームサイクル〜
- 韓流ブームとKPOPの今後
- 今後も韓流は世界を圧巻する『パフォーマンス』を発信
韓流ブームとKPOPの現在
韓流ブームは、アジアを飛び越えて世界で認められた『韓国が誇るべきコンテンツ』にまで成長した。
少し前までは、日本を中心としたアジア内での輝きだったが、今ではアメリカやヨーロッパ、南米、中東など様々な場所で『KPOP』が華を咲かせている。
韓流ブームと呼ばれていたが、KPOPはもはやブームではなく立派な『コンテンツとして確立』した。
その証拠に、韓国の国家は「KPOPを韓国が誇るべき文化として支援する」と表明。そして、さらなる拡大に向けて後押しするというのだ。
KPOPと観光をセットにしたツアーを作ったり、KPOPアーティストが公演しやすいように専用劇場も作る予定。
国をあげての政策になるまで、KPOPは韓国内の文化産業として成長したのである。
日本に寄せてた音楽からの独立
韓国の音楽は『日本の10年前』と言われていた。
確かに一昔前の韓国の音楽は、日本を参考に作っていた(SMエンタも某日本の事務所を参考にした)。
しかし、今のKPOPは日本の10年前と言えるのか?誰もが思っていると思うが、言えない。
KPOPは確かに日本に寄せた音楽を中心にした時期もあったが、今は完全にオリジナルでKPOPらしさを魅せている。
日本の音楽評論家の中には『KPOPは日本の2年先をいっている』と考えている人もたくさんいる。
実際にKPOPを聞くと分かるが、日本の音楽とは全く違う。
日本は自国内で十分に音楽事業ができるので、世界をそこまで意識しない。しかし、韓国は国内の音楽市場が小さいので、世界に出ないと利益にならない。
それが、韓国の音楽を成長させた。
世界を虜にするためにはどうすればいいのか?それをじっくり考え、地道に実践したからこそ日本に寄せた音楽から独立し、『KPOPらしさ』を確立できたのだ。
韓流ブームとKPOPは永久不滅説〜ブームサイクル〜
私の中で『韓流ブームとKPOPは永久不滅説』という説がある。
韓流やKPOPはブームが来ては落ち着きの繰り返しだった。しかし、KPOPが世界に認められたことでブームにも変化が起きている気がする。
今までは上がって下がってだったが、今後は『ブーム→キープ→ブーム→キープ』の生のサイクルになると思う。
要は、ブームは来て落ち着いても下がることがないという事だ。
韓国の音楽業界は、世界がKPOPに関心を示すための戦略が巧み(SNSの活用など)なため、今後も世界から注目され続けるだろう。
PRODUCE101のように、世界を巻き込んだ番組も積極的に配信することでどんどんとKPOPを知る人が増えていく。
そして、まだKPOPを知らない土地への進出も積極的(SMエンタのドバイ公演など)。
「新しいものを作り続け、それを瞬時に拡散させる」
この力が在り続ける限り、『韓流とKPOPのブームは永久不滅』だと私は思う。
韓流ブームとKPOPの今後
韓流ブームとKPOPは絵級不滅だと言ってきたが、ここでは『今後』起こり得ることは何なのかを考えてみた。
現実離れした話かもしれないが、ここまで韓流とKPOPを成長させたのだからありえない話ではないと思う。
以下が、私が考える『韓流とKPOPの今後』だ。
- 4DやVRを用いたライブの活発化
- グループにアジア人以外のメンバー選出
- 宇宙ライブ
- 事務所の枠を超えた超特大グローバルイベントの開催
- 韓国の音楽市場の向上
- KPOPが世界で最も聴かれる音楽になる
この他にも、さらなる『夢』を見せてくれそうなKPOP。今後韓流コンテンツをどのように発信していくのか、楽しみで仕方がない。
今後も韓流は世界を圧巻する『パフォーマンス』を発信
今後もKPOPが韓流コンテンツの中心となり、世界中に普及していくだろう。相乗効果が期待できるので、韓流ドラマやバラエティーもさらに普及しそうだ。
今は『洋楽』が世界の中心かもしれないが、世界の音楽の中心が『KPOP』となる日も近い将来あり得る。
韓国の音楽が世界に進出する中、JPOPはどのように動いていくのかも注目してみたい。